気がつけば棚の上やタンスの上にズラリと並ぶ置物たち。「かわいい」「もらい物だから」「旅の思い出だから」と処分を先延ばしにしていませんか？最初はひとつ、ふたつだった置物も、積み重なれば部屋を圧迫し、掃除の手間も増え、視界のノイズとなってストレスの原因に。
今回は、「なかなか捨てられない置物」をスッキリ片付けるためのコツを5つご紹介します。思い出を大切にしつつ、心地よい空間を取り戻すためのヒントが詰まっていますよ！
①：まずは「いる・いらない」の仕分けから始めよう
片付けで一番のハードルは、やはり「手放す決断」。特に置物は、贈り物や思い出の品が多いため、感情が絡んで判断が鈍りがちです。
そんな時は「今の自分に必要か？」という視点で仕分けしてみましょう。
以下のような質問を自分に投げかけると、気持ちの整理がしやすくなります。
- この置物を見て嬉しい気持ちになるか？
- 飾っている理由が明確か？
- 部屋の雰囲気に合っているか？
思い出を手放すのが辛いときは、写真に残してから処分する方法もおすすめです。デジタルで保管することで、気持ちも少しラクになりますよ。
②：「売れる置物」はリサイクルショップやフリマアプリへ
高価な置物やブランド物、人気のキャラクターグッズなどは、まだまだ需要があります。処分を考える前に「もしかして売れるかも？」と一度調べてみる価値ありです。
- リサイクルショップ：手間をかけずにまとめて売りたい人におすすめ
- フリマアプリ（メルカリ・ラクマなど）：時間に余裕があれば高く売れる可能性も
- ネットオークション（ヤフオク）：レア物やコレクター向けの置物に向いている
ただし、陶器やガラス製のものは梱包に注意が必要です。割れ物専用の梱包資材を使い、安全に送るようにしましょう。
③：思い切って「不用品回収業者」にまとめて依頼する方法も
「売れそうにない」「数が多くて手に負えない」「今すぐ片付けたい」——そんな時は、不用品回収業者への依頼が最も効率的です。
特に置物のように割れ物や重量のあるものは、家庭ごみとして出すにも分別や搬出が面倒。プロに任せることで、安全かつスピーディーに処分が可能です。
以下のようなケースでは、回収業者の利用が向いています。
- 引越しや遺品整理で大量に不要品が出た
- 一人では運べない大きなオブジェがある
- ゴミの分別ルールが複雑で不安
信頼できる業者を選べば、費用の見積もりや当日の運び出しもすべてお任せできます。
④：手放す前に「誰かに譲る」選択肢も検討しよう
「処分するのはもったいないけど、飾る場所もない…」という場合は、友人や知人、地域の掲示板（ジモティーなど）を通じて譲るのも一つの手です。
特に、手作りの置物やハンドメイド品、趣味で集めていたコレクションは、同じ趣味を持つ人にとっては宝物になることもあります。
譲る際のポイント：
- 写真付きで状態を丁寧に説明する
- 無料 or ワンコイン価格で気軽に提供する
- 大型のものは引き取り希望者と日時を調整して安全に受け渡しを行う
「誰かに喜んでもらえる」と思えると、手放す気持ちも前向きになれますよ。
⑤：普段から「増やさない」意識を持つことが最大のコツ
最後に、せっかくスッキリ片付いたのに、また置物が増えてしまっては本末転倒。普段から「本当に必要なものだけを持つ」意識を持つことが大切です。
以下のようなルールを自分の中で決めておくと、モノが増えるのを防げます。
- 新しい置物を買うときは、ひとつ手放す
- 「期間限定で飾る」スペースを決めて入れ替え制にする
- 飾る場所が決まっていないものは買わない
「モノに支配されず、自分で選ぶ暮らし」を意識することで、心地よい空間が長続きします。
まとめ
置物はインテリアとして部屋を彩る存在ですが、増えすぎると逆効果。思い出や感情が絡むからこそ、手放し方に悩むものです。今回ご紹介した5つのコツを参考に、無理なくスッキリと片付けて、心地よい空間を取り戻しましょう。
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