家に眠るリモコンを片付けたい！安全・お得な処分の選び方

テレビやエアコン、照明器具にオーディオ機器…。気が付けば家の中には複数のリモコンがあり、使わなくなったものが引き出しや棚の奥に眠っているという方も多いのではないでしょうか。小さなアイテムながら、電池が入ったまま放置すると液漏れや火災の原因になることもあるため、正しく処分することが大切です。とはいえ「リモコンってゴミの日に出せばいいの？」「まとめて回収してもらえるの？」と迷ってしまうのも事実。本記事では、安全かつお得にリモコンを処分するための方法をわかりやすく解説します。

1. 使わなくなったリモコンが増える理由とは？
2. リモコン処分の注意点 ― 電池は必ず外そう
3. 自治体でのリモコンの処分方法
4. 不用品回収サービスを利用するメリット
5. お得に処分するためのポイント
まとめ

1. 使わなくなったリモコンが増える理由とは？

リモコンは家電を購入すると必ずといっていいほど付属してきます。テレビやエアコンの買い替え時に古いリモコンが残ったり、照明器具を交換して使わなくなったリモコンが引き出しに放置されたりと、気づけば数年分のリモコンが積み重なってしまうことも少なくありません。

さらに、リモコン自体は壊れていなくても、本体が故障して処分した場合に「リモコンだけが残っている」というケースも多いものです。サイズが小さいため邪魔になりにくく、つい保管してしまいがちですが、不要なリモコンをため込むと保管スペースを圧迫し、整理整頓の妨げになります。

2. リモコン処分の注意点 ― 電池は必ず外そう

リモコンの処分で最も重要なのは「電池を必ず外すこと」です。乾電池やボタン電池を入れっぱなしにして長期間放置すると、液漏れによる故障や腐食、さらには発火の危険性もあります。特にマンガン電池やアルカリ電池は液漏れしやすいため注意が必要です。

また、ボタン電池は誤って飲み込むと人体に害を及ぼす危険性があり、小さなお子さんがいるご家庭では保管にも処分にも十分気を配らなければなりません。処分の前には必ず電池を取り外し、電池だけを自治体のルールに従って回収に出すようにしましょう。

3. 自治体でのリモコンの処分方法

リモコンは「不燃ごみ」「小型家電リサイクル」として扱われるのが一般的です。自治体によって分別区分や回収方法は異なるため、必ず住んでいる地域のルールを確認する必要があります。

不燃ごみとして処分
　燃やせないごみの日に出せる場合があります。サイズが小さいため、不燃ごみの袋に入れて出すことが可能です。
小型家電リサイクルボックスに投函
　市役所や公共施設、家電量販店などに設置されているリサイクルボックスで回収している自治体もあります。リモコンは小型家電リサイクル法の対象品目であり、資源として再利用されるため、環境面でもメリットがあります。

ただし、複数のリモコンがある場合や、電池の取り外しが面倒な場合には、自治体の方法だけでは手間がかかることも。そのようなときに便利なのが不用品回収サービスです。

4. 不用品回収サービスを利用するメリット

不用品回収業者を利用すれば、リモコンだけでなく他の不用品もまとめて一度に片付けることができます。例えば、古い家電や家具、日用品などを一緒に回収してもらえるため、引っ越しや大掃除のタイミングで利用すると効率的です。

また、自分で運び出す必要がなく、業者がすべての作業を代行してくれる点も大きなメリットです。特に高齢の方や女性一人暮らしの方にとって、重量物や大量の不用品を自力で処分するのは大きな負担。プロの業者に依頼することで、安心・安全に不用品を片付けることができます。

さらに、不用品回収業者の中には即日対応をしてくれるところもあり、思い立ったときにすぐ片付けができるのも便利なポイントです。

5. お得に処分するためのポイント

リモコンの処分を不用品回収に依頼する際は、できるだけお得に利用する工夫も大切です。

他の不用品とまとめて依頼する
　リモコン単体では量が少ないため、回収料金が割高になる可能性があります。家具や家電、日用品などと合わせて依頼すると、トラック積み放題プランなどを利用でき、コストを抑えられるケースがあります。
見積もりを事前に確認する
　業者によって料金体系が異なるため、必ず見積もりを取って納得した上で依頼しましょう。
信頼できる業者を選ぶ
　安さだけで選ぶと、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる危険も。口コミや実績を確認し、地域密着型で信頼性の高い業者を選ぶことが安心につながります。